小郡図書館「戦争と平和のお話会」を実施しました
小郡図書館では、8月6日(土)に「戦争と平和のお話会」を小郡図書館友の会「鉢の子」と共催で開催しました。 語り手は岩国市在住の語り部として活動されている藤谷カホリさん。17人の参加者が静かに耳を傾けました。 | |
![]() 藤谷さんは、6歳の時に爆心地から1キロ離れた家で被爆。母親がかばってくれたので怪我もしていなかった自分が被爆者であると知ったのは、昭和32年に被爆者手帳が交付された時だそうです。原爆投下後に移り住んだ岩国市で定期的に血液検査等を受けておられたそうで、皆が勉強している時に自分が検査に行くのは恥ずかしい思いがした、と当時の思い出を語られました。 山口県原爆被爆者団体協議会副会長の藤谷さんですが、被団協の仲間たちも少なくなった、体験を語り伝えていくための活動が必要、と話されました。 また、小郡図書館で設置した原爆のパネル展を見て学んでほしいと平和への切なる願いを託されました。 原爆投下から77年。被爆者の高齢化が進む中、貴重な体験を語っていただき「ヒロシマの日」に改めて平和の尊さについて考える時間となりました。 会場では被爆品の展示(当日のみ)や戦争・平和に関する図書のコーナー(8/6~8/8)も設置し、二階では原爆パネル展示(7/29~8/8)も行いました。また、今年は絵本の読み聞かせも行いました。 ![]() ![]() |
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小郡図書館
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