ソノコのつぶやき

こんにちは
山口市立図書館です。

このページは、図書館員のソノコ(園子)がブログ風につづります。
 どのような本を お探しですか?  図書館員

2024年

2024年12月4日(水)

映画「室井慎次 敗れざる者」を観てきました。室井さんと一緒に暮らしている高校生の青年が「頼まれた本を図書館から借りてきた」と室井さんに本を渡すシーンがありました。室井さんにとって図書館が身近な存在なんだなと感じられ、長年の踊るファンとして嬉しかったです。

2024年11月27日(水)

山口情報芸術センタースタジオCにて、11月20日から12月1日の期間「砂の器」公開50周年記念として「松本清張原作映画特集」が開催され、10作品が上映されます。これを機に原作本を読んでみてはいかがでしょうか。

2024年11月20日(水)

館内を巡回中に本を探しておられた利用者さんから声をかけられました。資料レシートの見方を説明しながら、棚までご案内し、「これですね」と本をお渡ししたところ「まぁ、魔法使いみたい」と言われ、嬉しくてマスクの下でニヤニヤしちゃいました。

2024年11月13日(水)

八王子市夢美術館で11月4日まで開催された「かがくいひろしの世界展」に行ってきました。16作品すべての原画や未完作品のラフなど、ファンにはかなり嬉しい展示内容でした。「まくらのせんにん」の原画のキャプションに目のモデルがタレントの中川翔子さんとあり、「確かに似てる!!」と思いました。

2024年11月6日(水)

「ぐりとぐら」シリーズなどで知られる児童文学作家の中川李枝子さんが10月14日に89歳で、また10月23日には、「ねないこだれだ」などで知られる絵本作家のせなけいこさんが92歳でお亡くなりになりました。お二人の遺された作品は、これからも多くの子どもたちに親しまれることでしょう。

2024年10月30日(水)

10/27~11/9は読書週間です。山口市立図書館でも期間中たくさんの行事があります。今まで図書館に来たことがない方でも行事をきっかけに来館していただけたら嬉しいです。さらに行事の参加だけでなく、読書にも親しんでもらえるようになったら嬉しいです。

2024年10月23日(水)

もうすぐハロウィーンですね。「図説ハロウィーン百科事典」(リサ モートン∥著)ハロウィーンにまつわる500項目以上をまとめた百科事典があります。ジャック・オー・ランタン(ニヤリと笑ったパンプキンの飾り)をお店などでよく見かけるけれど、あのパンプキンは一体何者なんでしょうね。

2024年10月16日(水)

もうすでに見に行かれた方もいるかと思いますが、県立美術館で「超絶技巧、未来へ!明治工芸から現代アートへ」が開催中(~11/10)です。人気の超絶技巧シリーズ第3弾となります。図書館には「超絶技巧美術館」(山下 裕二∥監修)他関連資料があります。細密に作られた作品をじっくりと本で見てみるのはどうでしょうか。

2024年10月9日(水)

山口県外の方から1954年頃の小郡商工会議所の写真を探しているとの問合せがありました。その方は、山口県立山口図書館、小郡図書館、小郡文化資料館とすでに問い合わせもしていて、半年以上探しているとのことでした。残念ながら中央図書館でも求めておられる写真を見つけることができませんでした。ほんと、レファレンスで応えられないと悔しいんです。

2024年10月2日(水)

「大内のお殿様」の踊り方や歌詞についての資料があるかという問合せが今年になって急に何件か寄せられました。これが所蔵がありそうでないのです。踊り方が書かれた資料はなくてもせめて歌詞が載った資料はありそうなのですが見つけることができませんでした。もし関連資料をお持ちの方がおられましたら、中央図書館まで寄贈していただけないでしょうか。よろしくお願いします。

2024年9月25日(水)

「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」(福井県立図書館∥編著)をご存知ですか。覚え違いのタイトルから正しいタイトルを導き出した事例集です。もちろん中央図書館にも同じようなお問い合わせはよくあります。例えば「始まりと終わり」というような書名で女性の芥川賞作家が書いた小説はあるかというお問い合わせがありました。調べると正しくは「続きと始まり」(柴崎 友香∥著)でした。全くヒントがないとなかなか正しいタイトルに行きつくことは難しいですが、ヒントさえあれば何としてでも探し当てますので、気軽にお尋ねください。

2024年9月18日(水)

この前周南に行った際に、前から食べてみたかった徳山スター系ラーメンを食べました。スープの色が濃かったので味も濃ゆいのかと思っていましたが、意外とあっさりで美味しかったです。全国にはいろいろなラーメンがあります。「ラーメン大全」(西尾了一/著)には、47都道府県の代表的なご当地ラーメン、レシピなどラーメンに関することが詳しく掲載されています。もちろん徳山スター系ラーメンも載っています。

2024年9月11日(水)

大人の皆さん、悩みありますか。その悩み誰に相談していますか。子どもに相談してみるのはどうでしょうか。「はい!こちら子ども記者相談室デス! 」(かめおか子ども新聞∥著)は、京都府亀岡市の子どもたちによる新聞の人気コーナーをまとめた1冊。「婚活に疲れました」「いくら練習してもゴルフがうまくなりません」「幸せってなんですか」などの悩みに子どもたちは一体どんな答えをしたでしょうか。

2024年9月4日(水)

中央図書館のサービスカウンター近くにある「暮らしを楽しむ」のコーナーに「今日は何の日」として職員のおすすめを展示(貸出可)しているのをご存じですか。時々ですが、私も担当することになりました。毎週担当職員がいろんな記念日にちなんだおすすめ本を展示しています。ぜひご覧ください。

2024年8月28日(水)

みなさんの好きなそうめんのアレンジは何ですか?「そうめん The SOMEN recipe book」には、たこサルサそうめんやベトナム風そうめん、ご当地そうめんにそうめん春巻きなど基本からアレンジまでいろいろ紹介されています。

2024年8月19日(月)

8月31日に第32回「あいおえび狩り世界選手権大会」が開催(エントリーは終了済)されます。これまでの大会記録は212匹だそうです。「エビはすごいカニもすごい」(矢野 勲∥著)どうしてエビ・カニは茹でると赤くなるのか、エビは跳び、カニは爪先で歩くのかなどエビ・カニの体のしくみを調べてみませんか。

2024年8月11日(日)

山口きらら博記念公園でWILD BUNCH FEST.2024が8月23日~25日の期間開催されます。2013年から始まって今年で10回目になります(中止の年もあり)2013年からの公式本を中央図書館では所蔵(2023年以外は館内のみ)しています。これを見てから参戦するときっとさらに盛り上がるに違いありません。

2024年8月5日(月)

山口七夕ちょうちんまつりが8月6日7日とあります。たくさんの赤いちょうちんで彩られとてもきれいですよね。「世界の美しい色の祭り」(渡部 隆宏∥著)によると赤が印象的なお祭りとしてスペインのトマトを投げ合うラ・トマティーナ、タイの無数のランタンが夜空を舞うロイクラトンなどが紹介されています。赤以外にも青や緑などどんな色のお祭りがあるのか読んでみてくださいね。

2024年8月2日(金)

周南市美術博物館で開催中の「宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展」(~9/1)に友達と行って来ました。友達も私も宮西さんの絵は、太い線の縁取りでパキッとした色(鮮やかなオレンジ色など)というイメージでいたのですが、縁取りの線がない絵や淡い色使いのものもあって、原画をじっくりと見て今まで読んでいても意識していなかったことにびっくりしました。

2024年7月22日(月)

「裁判官の爆笑お言葉集」(長嶺超輝/著)2007年の出版ですが、昨年話題になり、まだまだ予約がついています。この本のシリーズとして「裁判官の人情お言葉集」(長嶺超輝/著)2008年出版もあります。あわせて読んでみてはどうでしょうか。日本初、女性裁判官となった三淵嘉子さんをモデルとした朝の連続テレビ小説「虎に翼」も後半にはいり、裁判官の言葉がますます気になりますね。

2024年7月19日(金)

若菖蒲:表淡紅・裏青は、夏のかさねの色目のひとつです。きれいな色の衣装に注目してドラマ「光る君へ」を見ている方もいるのではないでしょうか。「かさねの色目」(長崎盛輝/著)には、かさねの色目色譜に使用の染・織の色、全四十八色が紹介されています。

2024年7月11日(木)

 毎月第4土曜日15:00から中央図書館にて図書館ボランティアパレットの会によるおはなし会「おはなしパレット」がありますが、おはなし会とは別にページが破れたり外れたりしている資料の補修も月に2回程度、パレットの会のメンバーがしてくれています。




2024年7月1日(月)

7月7日は七夕ですね。七夕の日が誕生日という方もいるかと思います。そこで、調べてみました。「366日誕生石の本」(斉藤貴子/著)によると7月7日の誕生石はスター・ローズ・クォーツだそうです。また、「365日の誕生花」(主婦と生活社/編)によると花は、グーズベリーで、「誕生樹」(椋周二/著)によると樹は、笹となっていました。自分の誕生日だと何になるのか気になる方は調べてみてくださいね。

2024年6月24日(月)

「山口レインボープライド2024」が6月29日に開催されます。LGBTQ+(セクシュアル・マイノリティー)の方々や、LGBTQ+を応援する人たちのイベントとなっています。「元女子高生、パパになる」(杉山 文野∥著)など図書館には、LGBTQ+関連の資料がたくさんあります。


2024年6月16日(日)

「雨催い」これは、なんと読むでしょうか。意味は、雨が降りそうな様子のことです。「春は曙光、夏は短夜 季節のうつろう言葉たち」(岩佐 義樹∥著)の6月の項目で紹介されています。この本は、月ごとにその季節にあった言葉が掲載されていて、6月は他にも「茅花流し」「黄梅の雨」「李」などが紹介されています。

2024年6月12日(水)

 6月1日、小郡図書館園芸部の活動の様子を見に行ってきました。(手伝ってはない。笑)「小郡図書館友の会鉢の子」が苗代や土代を提供し、ボランティアの皆さんが苗を植えてくれています。この日は、ポーチュラカとベゴニアを植えていました。ベゴニアは開館当初から、差し芽をしているそうですよ。






2024年6月3日(月)

6月1日、秋穂図書館で開催された「おとなのためのおはなし会 夏の部」に行ってきました。私も「きょうはそらにまるいつき」(荒井 良二∥著)「なまえのないねこ」(竹下 文子∥文)を読みました。「ロッタちゃんとじてんしゃ」(リンドグレーン∥さく)「パパのカノジョは」(ジャニス レヴィ∥作)ほか全部で9冊の絵本が披露されました。大人だって、絵本を読み聞かせてもらうと癒されるし、楽しいものなのです。

2024年5月19日(日)

山口県立美術館で開催中の特別展示「奈良大和路のみほとけ」(~6/9)を見に行ってきました。法隆寺の国宝・観音菩薩立像や薬師寺の重要文化財・弥勒菩薩坐像などどれも見ごたえがありました。「古寺巡礼奈良」全10巻(梅原 猛∥監修)や「古色大和路」(入江 泰吉∥写真)など本で古寺巡りを楽しむのもいいですね。

2024年5月11日(土)

 5 月 10 日(金)~16 日(木)は愛鳥週間です。阿知須にある新光産業きらら浜自然観察公園ビジターセンターでは、愛鳥週間に合わせて一般公募による国内で撮影された作品の展示が行われています。「世界の美しき鳥の羽根」(藤井 幹∥著)「日本の野鳥さえずり・地鳴き図鑑 複合媒体資料 CDで鳴き声を聴き分ける全152種」(植田 睦之∥監修)など本でも鳥に親しんでみてはいかがでしょうか。


2024年5月5日(日)

 4月8日に「ぼくらの七日間戦争」など「ぼくら」シリーズで人気の宗田 理さんが亡くなりました。1928年 〈 昭和 3年〉 5月8日に東京都に生まれ、96歳の誕生日を迎える直前での訃報でした。ちなみに「ぼくら」シリーズは、中央図書館では、ティーンズコーナーに置いています。


2024年4月27日(土)

 6館全館で所蔵している雑誌『ダ・ヴィンチ』は1994年5月に創刊されました。今年で創刊30周年になります。中央図書館の雑誌コーナーは入ってすぐのところにありますが、『ダ・ヴィンチ』はここには設置していません。B14(総記・情報通信)の棚に置いています。



2024年4月22日(月)

 4月28日(日)~29日(月・祝)は、「秋穂八十八ヶ所霊場お大師まいり」です。弘法大師の命日にあたる旧暦の3月20日・21日は地元の方によるお摂待があり、お遍路さんで賑わいます。「秋穂町の史跡と伝説」(田中 穣/編著)に秋穂八十八ヶ所霊場の記載があります。お大師まいりをされる前に読んでみてはいかがでしょうか。

2024年4月17日(水)

 4月29日は中原中也の誕生日です。昨年、中原中也記念館より「文學界 中原中也追悼号 昭和12年12月号」「磁場 中原中也特集号 [1976年9月秋号]」など寄贈していただきました。関係機関や市民の皆様から寄贈いただき中也に関係する資料も増えています。市立図書館のHPの「資料を探す」の「テーマ別検索」の中に「中原中也の資料」でどんな中也の資料があるか探してみてくださいね。

2024年4月10日(水)

 中央図書館が開館する前に市児童文化センター内にあった児童図書館に15年以上、その後中央図書館、小郡図書館にも勤務され、秋穂図書館でも10年以上勤めておられた方がこの3月末をもってご退職されました。特に読み聞かせなど児童サービスにご尽力されておられ、たくさんの子どもたちと本とを繋いでこられました。長い間本当にお疲れさまでした。これからも教えていただくこともあるかと思います。よろしくお願いします。

2024年3月28日(木)

 中央図書館の「山口県内市町村史等一覧」を2月に改訂していますが、これは、昨年亡くなられた郷土史家の内田伸氏宅に伺いいただいてきたものを追加したからです。内田伸氏所蔵の134冊をいただきました。順次登録をしています。1933年出版「山口市史」といった貴重な資料もありました。

2024年3月22日(金)

 中央図書館ティーンズコーナーの辞典を新しくしました!
 にゃんこのかわいい写真に癒されながら学べる「ニャン古語辞典」など国語辞典や英語辞典のほかに「幻想用語辞典」といったゲームやアニメで使う用語辞典もありますよ。



2024年3月9日(土)

 館長会議の後に各館の館長さんがちょっと雑談をしておられるところに顔を出しました。そこで、痛風の地獄を教えてもらいました。
 集まるといつの間にか健康の話題になっているという方も多いのではないでしょうか。
 ちなみに痛風に関する本は、493のところにあります。
 3館の館長さんから痛風体験談を聞きましたが、どこの館長さんかは内緒です。

2024年3月1日(金)

 3月10日(現地時間)に米国アカデミー賞授賞式がありますね。
 宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞にノミネートされていますが、さてどうなるでしょうか。
 中央図書館では「スタジオジブリ絵コンテ全集」を所蔵しています。もちろん「君たちはどう生きるか」の絵コンテもありますよ。

2024年2月22日(木)

 今年の大河ドラマの主人公は紫式部ですね。
 私は、源氏物語を漫画「あさきゆめみし」(大和 和紀∥著)で読んだ世代です。
 「あさきゆめみし」は、中央図書館、秋穂図書館、徳地図書館で所蔵しています。
 源氏物語は、瀬戸内 寂聴、與謝野 晶子ほかいろいろな方が現代語訳をしています。
 1年かけて現代語訳を読み比べてみるのもいいですね。

2024年2月14日(水)

 2月22日は猫の日です。
 「黒猫を飼い始めた」(講談社∥編)は、26名の作家による短編集です。どの物語も「黒猫を飼い始めた」から始まります。始まりは同じでも結末は全く違います。
 皆さんは黒猫にはどんなイメージがありますか。魔女の使い?横切ると縁起が悪い?それとも幸運のシンボル?物語に登場する26匹の黒猫は、はたしてどんな黒猫でしょうか。

2024年2月7日(水)

 もうすぐバレンタインですね。スーパー、デパート、ケーキ屋さんいろいろなお店で美味しそうなチョコレートをたくさん見かけるようになってきました。プレゼント用、自分用どんなチョコレートを買うかわくわくしている人も多いのではないでしょうか。
 中央図書館の地域資料のコーナーには「チョコフロールやまぐち!! Chocolate Map 」(山口商工会議所/[編]:2020)「ヤマグチチョコレートマップ chocofuror Yamaguchi」(山口商工会議所/[編]:2022)「チョコとお花でありがとうを贈ろう」(山口商工会議所/[編]:2023)を所蔵しています。
 参考にしてみてくださいね。


2024年1月24日(水)

 1月も下旬になりました。今年最初の1冊はもう読まれましたか?私は「レトロ喫茶おおどけい」( 内山 純∥著)を読みました。悩んでいる人の心に寄り添った物語で、1年のスタートに温かい気持ちになれる本に出会えて良かったと思いました。みなさんにとって今年も良き本との出会いがたくさんありますように

2024年1月19日(金)

 北九州漫画ミュージアムで1月28日まで開催の「大乙嫁語り展」に行ってきました。原画の持つ力は本当にすごいと感じました。原作の「乙嫁語り」(森薫/著 )は中央図書館で所蔵しています。読んでから原画展に行くも良し、原画展に行ってから読むのも良いですね。


2024年1月10日(水)

 みなさん、お久しぶりです。2013年11月1日から2018年3月末まで「ソノコのつぶやき」を担当していた初代中の人です。再び担当することになりました。またゆる~く呟いていきますので、温かく見守っていただければと思います。あ、同じネタがあるかもしれませんが、初見のつもりで読んでくださいね。