ソノコのつぶやき
こんにちは 山口市立図書館です。 このページは、図書館員のソノコ(園子)がブログ風につづります。 |
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2025年
2025年3月19日(水) |
御朱印巡りを案内している道中にもお話が聞けました。何年か前に伊勢市に故那須 正幹氏が来られた際に松阪市に住んでおられるしいこさんが那須さんを焼肉にご招待したそうです。その時に近くで展覧会をされていた絵本作家の伊藤 秀男さんがそのことを聞きつけ三人で焼肉を食べたそうです。楽しい食事風景が目に浮かびます。
2025年3月12日(水) |
村上しいこさんは、講演会などで各地に行かれています。その際に時間があれば御朱印巡りをされているそうです。今回は時間にゆとりがある日程だったので、湯田温泉神社、山口大神宮、瑠璃光寺、今八幡宮、八坂神社など何か所かご案内しました。7冊目の御朱印帳が終わり、8冊目を瑠璃光寺で購入されていました。4,5年前くらいから御朱印巡りを始められたそうで、それですでに8冊目とはすごい!!
2025年3月5日(水) |
2月22日に村上しいこさんの講演会が行われました。何回かに分けて伺ったことなどを紹介します。講演会では「日曜日」シリーズの話や「やすみ」シリーズの話などを面白く話していただきました。その一方で、しいこさん自身の子ども時代の話の中で「図書室で本を読んでいる時が唯一、心が呼吸できた」というしいこさんの言葉がとても深いものでした。本を読むということは、単に情報を得るだけでなく、心に寄り添うものなのだということを改めて考えさせられました。
2025年2月26日(水) |
片方だけ落ちている手袋を見かけたことはありますか。誰かが拾ってガードレール等にかけられていたり、そのまま放置されていたりしますね。そんな片方だけの手袋を研究した方がいます。「片手袋研究入門 」(石井 公二∥著)この方が片手袋に興味を持つきっかけとなった絵本がありました。さて、なんの絵本かというのは読んでみてください。
2025年2月19日(水) |
アメリカの絵本作家エドワード・ゴーリー(1925年~2000年)が2月22日に生誕100周年を迎えます。ナンセンスで不条理な絵本は、子ども向けというより大人向けの絵本として人気を博しています。2016年に下関市立美術館で特別展があったので見に行かれた方もいるのではないでしょうか。エドワード・ゴーリーの翻訳をしておられる柴田元幸さんに講演をしていただいたことがあり、小郡図書館にサインが飾られています。
2025年2月10日(月) |
2月22日に中央図書館で、児童文学作家村上しいこさんによる講演会があります。100冊以上著作があり、なかでも小学校低学年向けの児童書の著作が多いのですが、ティーンズ向けや大人向けのものもあります。小学生向けの本でも読んでみるとはっとすることがあります。例えば、「ピースがうちにやってきた」に「自分をまげないんじゃなくて、自分がどうしたいのかを知ってるんだ」という一文がありました。私はこの言葉にはっとさせられました。児童書でも大人に読んでもらいたいです。
2025年2月5日(水) |
昨年末に演劇集団キャラメルボックスの舞台「ミスター・ムーンライト」を観てきました。図書館が舞台で、おはなし会を週2回しているというセリフ(私の心の声:え!週2もできるなんてすごい!)があったり、林明子さんの「あさえとちいさいいもうと」「いもうとのにゅういん」の読み聞かせシーン(私の心の声:絵本の持ち方が気になる)があったり、いろいろと気になるシーンが多くありました。ちなみに、演劇集団キャラメルボックスのDVD「きみがいた時間ぼくのいく時間」を小郡図書館が所蔵しているので、ぜひ、ご覧ください。*視聴覚資料は所蔵館での貸出・返却となります。
2025年1月29日(水) |
講演会が終わってから、堀米薫さんのサイン会があったのですが、その時に「べんり屋、寺岡」シリーズなどを書かれている中山聖子さんと「見習い占い師ルキは解決したい!」などを書かれている荒井寛子さんの二人が続けて順番に並ばれていました。今までいろいろな人の講演会に行き、サイン会にも参加しましたが、作家さんが作家さんのサイン会に並んでいる姿を見たのは初めてで、なかなか貴重な場面を目撃してしまいました。
2025年1月22日(水) |
堀米薫さんの講演会が始まるまで子どもコーナーを見ておられた中山聖子さんを見つけて、思わず、小郡図書館の職員が作った「ふわふわ」(中山聖子/作)のポップを見てください!と声をかけてしまいました。ポップを作った職員も呼んで少しお話をさせていただきました。とても喜んで下さり、私も嬉しかったです。本を紹介するポップを作るには、時間がかかります。でも、ポップがあることで、よりその本に興味を持ってもらうことができ、手にとってもらえます。小郡図書館にはたくさんのポップがあります。ぜひ、見に行かれてみてください。
2025年1月15日(水) |
講演会では、話の間に時々3択でクイズが出題されました。その中のひとつに「夏の田んぼに吹く風の名前は何か」というクイズがありました。(ヒント:夏の季語になっています。調べてみてください)答えを教えていただいた時に「言葉を知る前と後では違う」ということを言われていました。確かに今まで、夏の田んぼに風が吹いていてもそれに名前があるとは知らず、何も感じていなかったけれど、言葉を知った次の夏からは、田んぼの近くを歩く時、風が吹かないかなと楽しみになりました。
2025年1月4日(土) |
12月1日に小郡図書館で開催された「鉢の子15周年記念 堀米薫さん特別講演会「農民&童話作家として~どうしても書きたい、農業のこと~」で伺ったことやそこでの出来事を何回かに分けて紹介します。まずは、伺った話から、スカイエマさんの絵が印象的な「林業少年」で相対取引をする場面がでてきます。これは、実際に経験したことを基に書かれているそうです。また、杉を倒す場面では、最初は想像で書いたそうですが、音の表現が違うと言われ、実際に切り倒す所を見に行き書き直しをしたということでした。作品の裏話を伺うとよりどんな作品か読んでみたくなりますね。