ソノコのつぶやき

こんにちは
山口市立図書館です。

このページは、図書館員のソノコ(園子)がブログ風につづります。
 どのような本を お探しですか?  図書館員

2021年


2021年7月22日(木)

山口県内の小学校で社会科の副読本として利用されている「きょうど山口」の最新版を新たに入手しました。「きょうど山口」は大変長い歴史を持つ副読本で、発行元の株式会社ウスイのホームページには「発刊から今年で59年」との紹介があります。また、今回発行された2021年版の奥付をみると、「60訂版」と書かれており、これまでの半世紀、学習指導要領の改訂やまちの変遷などに応じて、内容についても、繰り返し見直されてきたことが分かります。
当館で所蔵する最も古い「きょうど山口」は、今から55年前、昭和41年に発行されたものです。大きさは、今よりひと回り小さいサイズですが、編集は今と同じく「山口県小学校社会科研究会」によるものです。また、表紙に「山口縣阿武郡阿東町立嘉年小学校」の蔵書印がありますが、この本は2016年に閉校した山口市立嘉年小学校の図書室にあった本を図書館が譲り受け、当館で大切に保存しているものです。ページをめくると、教材としての副読本だけに、当時から写真が多用されており、古い湯田温泉のまちなみやスキー客でにぎわう船平山駅の様子など、今とはすっかり変わってしまった昔のやまぐちの姿を振り返ることができます。一方で、徳佐のリンゴ栽培など、今でも変わらず、学習内容として取り上げられているものもあります。
また、この2冊の本を読み比べてみることで、脈々と受け継がれる山口県の社会科教育の長い歴史の一端にも触れることができ、これまで編集に携わってこられたであろう幾多の先生方の労苦も偲ばれます。



2021年7月16日(金)

本日からNHK山口放送局とYCAMの2か所を会場として、中国地方では初めてとなる「なりきり美術館」が開催されます。「なりきり美術館」はアーティストの井上涼さんの歌とアニメーションで美術作品を紹介するNHK Eテレの番組「びじゅチューン!」とのコラボレーション企画で、番組の中で歌になった美術品になりきったり、美術品の作者になりきって作品をつくったりすることができます。YCAMでは、洛中洛外図屏風に描かれた400年前の京都の街に繰り出して、おいしいものを探し出す「洛中洛外グルメチェック」という作品や葛飾北斎の富嶽三十六景をもとに、巨大なスクリーンに映し出された映像の中でビッグウェーブを体感する作品などが設置されています。
また中央図書館でも、本日から「びじゅチューン!」内で登場した作品にまつわる本の企画展示を行っています。「なりきり美術館」を体験するとともに、その原作となる美術品の作品世界についても、本を通じて理解を深めてみるのはいかがでしょうか。展示コーナーでは「びじゅチューン!」のオリジナルしおりも配布中。毎週水曜日に新しいデザインのものがゲットできます。



2021年7月7日(水)

こどもの読書週間にあわせて毎年募集をしている「好きなおはなしの絵」。今年は2508点の作品をご応募いただきました。現在、市立図書館6館で作品展示を行っていますので、ご来館の際には、ぜひご覧いただければと思います。展示作品が最も多い中央図書館では、これから12月にかけて、週替わりで作品を入れ替えながら展示を行う予定です。
この「好きなおはなしの絵」の募集は、今年で記念すべき20回目を迎えました。始まりは2002年。中央図書館の開館を翌年に控える中、当時市役所内にあった図書館準備室にて企画し、絵の展示は、湯田の児童図書館と市役所1階の市民ホールで行いました。第1回の応募枚数は479枚でしたが、2004年の3回目からは、それまでの幼稚園、保育園の未就学児に加えて、小学生にも対象を広げたことで、応募件数が一気に増加しました。
これまで20年をかけて、約5万枚の作品展示を行ってきましたが、中央図書館では、今回はじめて撮影用のフォトスポットを設置しました。また、絵を入れて撮影するための額縁の貸し出しも行っています。ぜひこの機会に、ご家族で図書館にお越しいただき、フォトスポットで記念撮影をされてみてはいかがでしょうか?



2021年6月26日(土)

みなさん、キッザニアをご存じですか?キッザニアは、子どもだちが楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる職業体験のテーマパークで、日本には「キッザニア東京」、「キッザニア甲子園」という2つの施設があります。
今回、このキッザニアが施設を飛び出し、山口市を舞台に「Out of KidZania in やまぐち 2021」として、7月31日(土)、8月1日(日)の両日に開催されることになりました。中国地方での初開催となる今回のアウトオブキッザニアでは、「大内塗漆器職人の仕事」や「和菓子職人の仕事~外郎づくり~」「女将劇場(ショーキャスト)の仕事」など、山口市ならではのものをはじめ、合計36種類の仕事体験プログラムがキッザニア監修のもと用意されています。
中央図書館も、今回のアウトオブキッザニアに参加しており、移動図書館の乗務や本のカバーフィルム貼りなどの仕事体験をしていただく予定です。36種類の体験プログラムは、発売後すぐに、すべて完売となってしまったようですが、図書館のプログラムの参加者の方には、ぜひ図書館のいろいろな仕事を体験してもらい、夏休みの楽しい思い出を作ってもらいたいと考えています。
なお、キッザニアでは、体験後に給料として「キッゾ」が支払われますが、今回の山口版では、「セマディオ」という通貨がもらえるそうです。逆から読むと…



2021年6月25日(金)

今週水曜日のまちじゅう図書館講座。山口市湯田で和菓子づくりや着物の着付けなど和文化体験を提供されているLAWAKUさんにお越しいただき、ねりきりづくりの体験講座を開催しました。 今回、参加者のみなさんには、ひまわりとすいかのねりきりを1つずつつくっていただきました。ひまわりのねりきりは、黄色い餡につまようじで花びらの模様をつけ、中心の管状花の部分は、茶色い餡で表現します。すいかのねりきりは、色が異なる2種類の緑色の餡を使ってスイカの縞模様をつくります。また、中には赤色の餡を入れ、スイカの種の部分はゴマを使って表現します。集中が必要な、細やかな作業でしたが、参加者のみなさんには、和菓子づくりの素敵なひと時をお過ごしいただきました。



2021年6月21日(月)

山口県央連携都市圏域の7市町で開催する山口ゆめ回廊博覧会が、来月7月1日からいよいよ始まります。これから12月まで期間中、アートや食など、それぞれ地域特性を活かした多彩なイベントが展開される予定です。 中央図書館でも、本日から、ナナシマチの観光や歴史、ゆかりのある作家さんの本などを集めた関連企画展示を行っています。



2021年5月6日(木)

仁保自治会が「仁保の重石」を紹介するリーフレットを発行され、中央図書館にもお送りいただきました。「重石」は、仁保下郷の山中にある高さ26メートル、幅5mに及ぶ巨石で、見上げると大変迫力があります。また重石のすぐそばには、落差が数十メートルに及ぶナメ滝が流れており、だんだんと暑くなってくるこれからの季節、気分転換にちょっと出かけてみるにはとてもよいスポットだと思います。 自治会では説明板の設置や登山道の整備などにも取り組まれてきたとのことで、今回のリーフレットでは重石へのアクセスや登山ルートなどについても分かりやすくまとめられています。
なお、重石と同じく「仁保三景」のひとつに数えられる犬鳴の滝について紹介した「犬鳴の滝ガイドブック」というリーフレットもあります。こちらも仁保自治会が2017年に発行されたもので、散策マップが掲載されている他、犬鳴の滝の伝説や散策道で見られる樹木、花草などについても詳しく解説されています。



2021年4月26日(月)

昨日のこどもワイワイ図書館。中央図書館では、アマビエの紙コップ工作を行いました。 まずは紙コップの縁の部分に切れ目を入れて足びれをつくります。アマビエの顔の部分は、白い紙の上に、サインペンで顔を描き、ほほとくちばしはシールを貼りつけます。次に、顔の下の部分に、図書館の本の装備にも使っている半月型のシールを取り付け、ウロコを表現します。最後に、毛糸の束で作った髪の毛をコップの底の部分に取り付けて完成です。
アマビエは江戸時代に肥後国(現在の熊本県)に現れた半人半魚の妖怪で、疫病が流行したら、自分の姿を描いて人々に見せるよう告げたとされています。アマビエづくりに込められたコロナウィルス終息の願いが届きますように。



2021年4月19日(月)

昨年秋におごおり地域づくり協議会が「ふるさとおごおり たずねある記100選」の改訂版を発行され、中央図書館にもお送りいただきました。この冊子は、小郡地域の史跡や名所など100か所をピックアップして紹介したもので、初版発行から約10年ぶりとなる今回の改訂版では、残念ながら2018年に指定解除となったオゴオリザクラのことや、2016年に新たに国の登録有形文化財に指定された旧桂ヶ谷貯水池堰堤のことなど、解説文も現況に合わせて更新されています。
みなさんも、ぜひこの冊子を片手に、小郡のまちあるきを楽しんでみませんか?これまで知らなかったまちの歴史に触れたり、新たなお気に入りのスポットを発見したりできるかもしれません。
ソノコのおすすめは、86番目に紹介されている「石ケ坪山」です。少し傾斜が急ですが、ふもとから30分程度で気軽に登ることができ、山頂からは、椹野川の下流域や小郡のまちを一望することができます。



2021年3月31日(水)

先月こちらのコーナーでも少し紹介させてもらいましたが、山口県タウン情報トライアングル3月号で「知ればもっと楽しい 進化する図書館の遊び方ガイド」という特集が組まれ、山口市立中央図書館やまちじゅう図書館の取り組みについても取り上げていただきました。 今回、その時の取材をもとに、トライアングルのウェブマガジンで「にゃん子さんの気ままに図書館歩き」という連載が開始され、第1回目として、山口市立中央図書館について詳しく紹介していただいています。 図書館紹介の動画もあり、当館のおすすめポイントとして、雑誌コーナーなどを取り上げていただいている他、「にゃんこさんの勝手に図書館データ分析」では、一般書の中では、社会科学分野の本が多いこと、雑誌や実用書などの手に取りやすい本や地域資料が充実していることなどを紹介していただいています。こちらの動画もぜひ一度ご覧ください。



2021年3月28日(日)

本日のまちじゅう図書館のワークショップは「ぼくのわたしのお面をつくろう!」。今年から新たにまちじゅう図書館パートナー事業者に加わっていただいた島地建材店とのコラボイベントとして企画しました。講師には、島地建材店さんのご紹介で「モーリのクリエイションクラブin山口」の3名の方にお越しいただきました。こちらの団体は、2006年に開催された国民文化祭やまぐちのファッションフェスティバルで「モーリ・マスク・ダンス」に参加したメンバーを中心に結成されたもので、市内各地でマスクづくりのワークショップや展覧会などの活動をされています。
今回のワークショップの参加者は、6歳から10歳までの10人。木の実や折り紙などを使って、それぞれ工夫を凝らしたお面を完成させました。十人十色のオリジナルのお面、仕上がりはいかがでしょうか?



2021年3月19日(金)

昨年12月に「話せば長くなる 原田和明のオートマタ」という本が刊行されました。 山口市秋穂の工房「二象舎」でオートマタ製作に取り組む原田和明さんが、オートマタとの出会い、製作をはじめたきっかけから、イギリスでの留学と修行、帰国してから現在に至るまでの半生を振り返ったもので、巻末には「聞けば長くなる」と題された編集者による対談録も掲載されています。 今回の本は、2019年8月に出された「話せば短くなる 原田和明のオートマタ」に続く2作目となりますが、前作は原田和明さんの作品集ともいえる本で、これまでに製作をされてきた作品を1点ずつ写真とともに紹介し、丁寧に解説を加えたものです。この2冊を読むと、原田和明さんの作品やアーティストとしてのこれまでの活動をよく知ることができると思います。
山口市は、原田さんの地元ということもあり、作品に触れる機会も多くあります。 狐の足あとで開催された『山口物語』や防府市青少年科学館ソラールでの『オートマタの世界展』などの企画展で、原田さんの作品を楽しまれた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
また少し前には、秋穂の工房にて「Automaton」というカフェをされていた時期もあり、おいしい「二象茶」やケーキをいただきながら、原田さんの作品を実際に動かしてみたり、色塗りなどの作業をまじかに見学させていただくこともできました。
今回ご紹介した原田和明さんの本は、中央図書館でご利用いただけるほか、購入を希望の方は、二象舎のウェブサイトからも入手ができるようです。



2021年3月17日(水)

昨年こちらのコーナーで、防府市企業ガイドブック「Hofull」、萩の魅力ある企業ガイドブック、山陽小野田市企業ガイドブック、周南市企業ガイドブック「SHUMAN」、下松市企業ガイドブック「ものづくりのまち くだまつ」といった県内の市町が作成する企業ガイドブックをいくつかご紹介しましたが、今年度は長門市と岩国市が新たに企業ガイドブックを発行されました。
長門市発行のものは、「進路を考える若者に贈る地域企業ガイドブック」。昨年2月にオープンした長門市しごとセンターを運営するNPO法人つなぐが、地元就職を希望する学生を対象に、地域や地元起業の魅力を伝える取り組みとして、今回初めて製作したものです。長門市周辺の企業43社を紹介しています。
また、岩国市も先月、約100社の市内企業を紹介した「岩国市内企業情報発信ブック Iwakuni Company Guide」を発行されました。巻頭の「岩国市で暮らすシュミレーションすごろく」など、遊び心のある構成で、楽しく読めるように工夫されています。 こうした企業紹介のガイドブックは、県内就職をお考えの学生のみなさんのみならず、県内企業について調べる上で、大変役立つものですので、ぜひ広くご利用いただければと思います。



2021年3月10日(水)

昨年10月に「絵本ライブ&ライブペイント」を開催していただいた、よしながこうたくさんのウェブサイト Edomacho.comの中に、「給食番長 他方言バージョン」というコーナーがあります。「給食番長」をはじめ、「飼育係長」、「あいさつ団長」など、よしながこうたくさんの番長シリーズの作品を日本各地の方言に翻訳したバージョンが掲載されていますが、この中に、昨年当館で作成した「給食番長 山口弁バージョン」を追加していただきました。 読み比べてみると、それぞれの方言がもつ独特の温かみを感じることができますし、言い回しによって、ずいぶん伝わる印象も異なり、方言の持つ豊かな表現力を体感することができます。ぜひ地域や学校のおはなし会などでも、今回の「給食番長 山口弁バージョン」をご活用いただければと思います。



2021年3月3日(水)

移動図書館「ぶっくん」が来るときに、いつも何やらレトロな感じの音楽を鳴らしているが、あれはいったい何の曲ですか?というお尋ねを、数年に一度くらいの頻度で繰り返しいただきます。この曲は「まちどおしいな ブックモビル」というもので、音源は日本図書館協会から提供をいただいているものですが、今回また同じ質問がありましたので、曲が誕生した経緯など、改めて調べ直しました。この曲について、分かっていることを少し詳しめに書いておきます。

まず、日本図書館協会の機関誌である図書館雑誌1975年5月号に「ブックモビルの歌 募集」の記事を見つけることができます。募集しているのは歌詞のみで、内容形式は自由、3番まで作ることが条件となっています。また、賞は、1位10万円とあり、当時の物価などから考えても、かなり高額な賞金が懸けられていることが分かります。主催は日本図書館協会・東京新聞ほか、後援は文部省となっています。
次に、図書館雑誌1975年10月号に目を通すと、「ブック・モビルの歌当選作きまる」の記事があり、当選作「まちどおしいな ブックモビル」の歌詞全文が掲載されているほか、全国から1051通の応募があったこと、また当選作の作者は、山形県の14歳の中学生であることなどが分かります。
また、図書館雑誌1975年12月号では、完成した「まちどおしいな ブックモビル」の楽譜が紹介されているほか、ブックモビルの歌の制作が図書館法制定25周年の記念事業であったこと、作曲はロイヤル・ナイツの松川義昭氏によるものであることなどが記されています。
調べたことはありませんが、日本全国、かなり多くの地域で、今でもこの曲が使用されているのではないでしょうか。現在、移動図書館「ぶっくん」では、ボーカルなしのバージョンを使用していますが、実際の曲を聴いてみたいという方は、ぜひサービスステーションまでお越しいただければと思います。参考に、1番の歌詞を記しておきます。

たくさんほんのせて やってくる ブック ブック ブック・モビル みんなで ならんで まってます ブック ブック ブック・モビル まちからまちへと ゆめのせて すてきな すてきな うごくとしょかん まちどおしいな まちどおしいな ブック ブック ブック・モビル

2021年2月27日(土)

二島小学校6年生が二島地域について調査を行い、オリジナルのパンフレットを作成するプロジェクトが無事に終了しました。完成したパンフレットは、「二島小6年生が本気で描いた二島の名所」、「二島のマーベラスな景色」、「二島の4大名所」、「二島のめったにいけない&知られざるところ」、「二島の神様 仏様」、「長浜・岩屋の昔から今に伝わる名所」の全部で6種類。どのパンフレットも地元の小学生ならではの気づきと発想で丁寧にまとめられており、これまでの郷土資料やガイドブックにはなかった新しい情報が見つかることも。 これらのパンフレットは、県庁1階の山口県観光連盟や新山口駅のバスターミナル待合所などで配布されています。中央図書館でも地域の発行物として永年保存し、活用を図っていく予定です。



2021年2月25日(木)

宇部地方史研究会は、宇部市を中心とした郷土史の研究を50年以上にわたり続けておられる団体ですが、これまでの研究成果は機関誌「宇部地方史研究」にまとめられています。 この「宇部地方史研究」について、山口市立中央図書館では、これまで部分的にしか所蔵がなかったのですが、このたび、宇部地方史研究会の事務局から未所蔵の古い号をご寄贈いただき、1972年の創刊号から最新の第48号まですべてをご覧いただくことができるようになりました。宇部市と山口市は隣市ということもあり、山口市とかかわりが深い研究論文も多数掲載されています。現在、図書館ホームページの検索システムから、キーワードで検索できるように、目次情報の採録作業を行っており、もう少ししたら目次検索もご利用いただけるようになります。
中央図書館では、この数年、こうした郷土に関する機関誌や研究紀要などの逐次刊行物の入手にも力を入れています。山口県立山口博物館発行の「山口県の自然」、防府史談会発行の「佐波の里」など創刊号にさかのぼって全巻を収集できたものも多数あり、これはひとえに、発行団体や市内外の心ある方からの寄贈などのご協力によるところが大きく、大変感謝をしています。また図書館としても、ただ待っていてもなかなか地域資料は集まって来ない現実もあるので、県内外の古書店を丁寧に巡ったり、研究者など持っていそうな方に直接寄贈をお願いしたりするなど、いろいろと腐心をしながら、収集に努力しているところです。
ただ、発行後長時間経過した後に、古い資料を探し求めることは、容易でなく、様々な手を打っても、欠号が生じてしまっているものもたくさんあります。こちらも事例をあげればきりがないのですが、例えば、山口県地方史学会が発行する「山口県地方史研究」は1954年に創刊され、現在124号まで刊行されていますが、このうち、創刊号、第3号、第8号、第13号、第21号がどうしても入手できません。いずれも1950年代から1960年代にかけて発刊された大変古いものですが、どなたか自宅の本棚の奥底に眠っていて、お譲りいただけるものをお持ちの方はいらっしゃいませんか?



2021年2月22日(月)

図書館の中庭にあるシマトネリコの木。2003年の開館からずっと図書館のことを見守り、少しずつ成長してきましたが、ずいぶんと大きくなりすぎて、屋根を超えるほどの高さにまでなったため、今月ついに剪定することになりました。 高さは半分くらいになり、葉っぱもすっかり落とされて、ちょっと見た印象では、樹勢が弱っているように見えるかもしれませんが、中庭のデッキにも日差しが差し込み、ずいぶんと明るい空間になりました。もう少しして、春の日差しが届くころには新芽も芽吹き、初夏には美しい新緑の木立を楽しむことができるはずです。
2004年から活動を続ける山口市立中央図書館友の会「トネリコ」の名称も、この中庭のシマトネリコの木に由来しています。



2021年2月15日(月)

2019年から発行されている山口県立大学の広報誌「県大図鑑」。以前は「やまぐち桜の森通信」というタイトルで大学広報誌が発行されていましたが、装いを新たにした「県大図鑑」では、これまでよりも写真が多用され、よりビジュアル、スタイリッシュな誌面にリニューアルされました。
先月発行された最新の「県大図鑑 Vol.3」では、県立大学のキャンパス移転に伴い、新たに完成した「新3号館」を特集。この建物は、国際文化学部、社会福祉学部、図書館の合築棟として建設されたもので、このうち図書館については、高い天井と大きな窓、閲覧席も多く配置された内部の様子が紹介されており、今年4月のオープンがとても楽しみです。
山口市と県立大学は、2008年に「包括的連携・協力に関する協定」を締結し、人的交流や、地域と大学の相互協力による活性化など、これまで様々な取り組みを進めてきました。図書館においても、県立大学図書館の窓口で市立図書館の本の返却を受け付けていただいたり、中央図書館まつりで学生さんの企画によるイベントを毎年実施してもらったりと、様々な協力をいただいています。また、図書館に限らず、市の施策の様々な場面で、県立大学との繋がりが深まっていることを実感することも多いです。
今回ご紹介した「県大図鑑」のページをめくると、こうした様々な変化を続ける県立大学の「今」を知ることができます。



2021年2月12日(金)

まちじゅう図書館のサテライトライブラリー16か所を紹介する「山口市まちじゅう図書館 本がよめるお店ナビ」を新たに発行しました。カフェやヘアサロンなど、ステキな本を探しに、まちじゅう図書館の店舗にお出かけしてみませんか? お求めの方は、山口県内の公共施設や観光案内所、道の駅などで広く配布をしています。図書館にも置いていますので、ぜひ手に取ってみてください。



2021年2月4日(木)

山口県タウン情報トライアングル3月号で、山口市立中央図書館やまちじゅう図書館の取り組みを紹介していただけることになりました。先週、編集スタッフの方に図書館にお越しいただき、誌面の打ち合わせをしたり、館内の撮影をしていただいたりしました。今回の特集では、山口市以外にも、宇部市立図書館や新館がオープンした岩国市玖珂図書館など、県内の図書館をいくつか取り上げる他、県内図書館の横断検索や県立図書館のe-Net貸出といった便利なサービスの紹介も予定されているとのこと。どんな誌面が完成するか、ぜひ楽しみにお待ちください。発売日は、2月27日(土)の予定です。



2021年1月21日(木)

山口商工会議所が昨年11月に発行した「チョコフロールやまぐち!!chocolate Map」。山野りんりんさんのかわいい猫のイラストとともに、市内のチョコレート商品を提供するお店、41店舗が紹介されています。 2018年の総務省家計調査において、山口市が1世帯あたりのチョコレート支出額が全国1位になったことから、山口商工会議所は、山口市をチョコレートのまちとして盛り上げようと、「チョコフロールやまぐち!!」のキャンペーンを展開しています。昨年は、山口井筒屋でのチョコレート物産展や新山口駅南北自由通路での“チョコレートジャック”など多様なイベントが開催されましたが、2021年も引き続きキャンペーンを実施するということで、今後どういった企画が展開されるかとても楽しみです。 コロナ禍で東京や福岡のサロン・デュ・ショコラに行くのは無理でも、チョコレートマップを片手に、山口市内の身近なお店に素敵なチョコレートを探しに出かけてみるのはいかがでしょうか?チョコレートマップは、中央図書館でご覧いただけるほか、今なら、山口市の観光案内所等で入手することができます。



2021年1月15日(金)

山口県東京事務所に事務局を置く首都圏-山口ネットワーク推進協議会から 「山口県ゆかりのお店ガイドブック ぶちええ やまぐち!」が発行されました。 このガイドブックは、東京やその近郊など首都圏において、山口県産の食材やお酒を提供しているお店、山口県出身者や在住経験者が経営、運営しているお店など、山口県を感じられる、味わえるお店を紹介することを目的に、毎年1回のペースで発行を重ね、今回で10巻目になります。第10巻では山口県ゆかりのお店149店舗が掲載されている他、巻末には東京日本橋にある県のアンテナショップ「おいでませ山口館」内に新たに設置された「山口つながる案内所」も紹介されています。コロナ禍で飲食店取り巻く状況も厳しさを増す状況にありますが、こうした取り組みやPRが少しでも店舗の活性化、山口県や県産品の振興につながればと思います。首都圏にお住まいの方に限らず、県内の方が読んでみても、山口県にしかないと思っていたお店が、実は東京にも店舗展開をしていることが分かったりと、ページをめくると新しい発見があったりもします。 なお、姉妹版として、2016年に関西版、2018年に関西中部エリア版も発行されています。



2021年1月10日(日)

9月から11月にかけて募集した「レノファ山口FC 好きなシーン・似顔絵コンテスト」。市内の小中学生の皆さんから、レノファ山口の選手を描いた作品、29点のご応募をいただきましたが、今回、応募作品に選手の直筆サインを入れていただき、作品と一緒に選手が記念撮影した写真を中央図書館のレノファコーナーに展示しています。中央図書館にご来館の際は、レノファコーナーにもぜひお立ち寄りください。展示期間は1月末までの予定です。



2021年1月9日(土)

図書館ホームページの「調べるツール」に掲載している「山口県内市町村史等一覧」を改訂しました。今回の改定では、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能な資料を新たに20件ほど追加しています。山口県内の市町村史は、郷土の歴史について調べる際には最初に手に取るべき基礎資料として、活用される機会も多いのですが、山口市立中央図書館は2003年開館の比較的新しい図書館のため、古い時代に刊行されたものなど、入手ができていないものも多数あります。 こうした状況のなか、昨年10月から、国立国会図書館のデジタル化資料約200万点が新たにオンラインでご利用いただけるようになり、この中には当館に所蔵がない市町村史類も多数含まれていることから、今回所蔵資料と統合したリストを新たに作成したものです。
図書館の業界用語に、「ハイブリッドライブラリー」というものがあります。 図書館ではずいぶんと古くから使われてきた言葉ですが、ガソリンで動くエンジンと電気で動くモーターを併用するハイブリッドカーのように、紙媒体の資料とインターネットなどの電子媒体の資料を組み合わせて利用できる図書館という意味です。 今回のようなツールの整備は、そうしたハイブリッドな図書館利用を促進する観点からも、役立つものではないかと考えています。



2021年1月4日(月)

中央図書館では、年明けの開館初日となる本日から、「新春福本」の貸出を行っています。 本は1冊ずつ中身が分からないように包み、下の写真のように「ひゅーん」、「さらさら」、「ぐるぐる」などその本から連想されるオノマトペ(擬音語や擬態語)のみ分かるように表示しています。 今回は、中央図書館の職員がセレクトしたおすすめ本を全部で90冊用意しました。中央図書館サービスカウンター付近に「新春福本」のコーナーを設置していますので、ぜひ試しに貸出して、持ち帰ってみませんか? 読書の幅を広げ、自分がこれまで知らなかった新しい世界に一歩踏み出すための素敵なチャンスになるかもしれません。